
『残業したくない』は正常な思考です
2018/08/27
『残業したくない』という思考は、とても正常で当たり前な事なんです。
【私が記事を書いてます!】在宅ワーカー 中田亮治 愛する人の病をきっかけに、在宅ワークで生きていくことを決意して会社を辞める。 自分と同じ、在宅ワークを望む人を応援したくて、初心者向けのメルマガ講座をやっています! |
どうも、在宅ワーカーの中田亮治です。
『残業したくない』
これは、私が会社員時代によく聞いた言葉です。
と、同時に、よく言っていた言葉です。
そしてその後、よく返って来る言葉もありました。
『残業代が出るんだから、まだ良いじゃん』
……今思えば、なんとも的外れな事を言っていたな、と思います。
サービス残業は勿論ですが、残業代が出たとしても、残業なんてするもんじゃないんです。
まして、残業ありきで仕事の計画を立てるなんて、異常だとしか思えません。
『残業したくない』
これが如何に正常な考え方なのか、今ならはっきりわかります。
という事で今回は、残業についてです。
『残業したくない』という考え方の正当性についてまとめていきますので、残業を毎日の様にしている人は、是非読んでみて下さい。
目次
したくないって言うけど、そもそも『残業』って何??
残業とは、決められた就業時間外に働く事です。
しかし、『残業する=残業しない場合より作業が進む』とは必ずしも言えません。
何故なら、100の仕事をこなすのに8時間で事足りる人は残業しませんが、足りない人の場合は残業をするからです。
残業をすれば、基本残業代が貰えます。
では、仕事ができて残業をしない人より、仕事ができなくて残業をする人の方がお金が稼げるのか? という話ですよね。
事実、稼げてしまいます。
勿論、残業せずに結果を出す人をきっちり評価し、出世させる事で給料をしっかり上げてくれる優秀な企業なら話は別です。
しかし、非常に残念な話なのですが、特に中小企業の場合、そんな優秀な企業の方が少ないです。
というか、下手をすれば『残業をする人=頑張ってくれる人』なんて安直な評価を下して、仕事ができない人の方を出世させる企業さえ少なくありません。
そうなるとどうなると思いますか?
そう、出世した無能な人間が、同じ事を繰り返し、どんどん上が腐って行くのです。
と同時に、本当にできる人は企業に失望し、離れていってしまいます。
そうなれば、その会社は終わりです。
とはいえ、そんな見え見えな不具合を、みすみす見逃す日本企業ではありません。
勤勉で優秀な日本企業が取った手段。
それは、成果主義。
残業にお金を出すのではなく、成果に対してお金を出しましょう、という方針です。
……結果、中小企業がどうなったか、多分、既にお分かりの方も多いでしょう。
いわゆる、サービス残業が横行して、『ブラック企業』という言葉が有名になりましたね。
成果主義を謳いながら、出世できない、出世しても給料が上がらない、という状況で残業代だけがなくなるという、とんでもない状況でした。
でもでも、そこは優秀な日本企業。
このままではいけない、という事で、残業代をきっちり付ける企業も増えてきました。
でも、リーマンショックを言い訳にして、出世しても給料が上がらない、という状況は変わりませんでした。
結果、管理職になってしまうと残業代分給料が減ってしまうので、管理職に上がる事を拒む上司が溢れかえっていた……そして、仕事もないのにお金の為に行う残業、『生活残業』が横行していた……それが、以前私の勤めていた会社でした。
……ね、残業って気持ち悪いでしょ?(笑)
残業の意味合いは、状況や時代で変わっていきます。
しかし、私は断言します。
残業なんて、ロクなもんじゃありません!!
『残業したくない』が何故正当なのか
残業しなくない、という考え方が正当なのは、今後、残業というものが衰退していくからです。
しかしそれは、良い意味ではありません。
『残業がなくなる、やった!!』 というものではないのです。
その辺りについて、説明していきましょう。
機械に仕事を奪われる = 残業はその内なくなってしまう
『残業したい』なんて言葉を、言えなくなる日が来ます。
何故か?
答えは、仕事がなくなるからです。
10年後、日本にある仕事の半分は機械に奪われると言われているのを知っていますか?
将来的に、仕事に必要な人材は減少してしまいます。
そうなると、残業なんて必要なくなってしまうんです。
今まで残業してまでやっていた仕事は、その大部分を機械がやってくれますから。
で、そんな状況で。
今、生活残業をしている様な人の給料が上がると思いますか?
機械化が進む企業で生き残るには、自身も機械に負けないくらい価値を付けていかなくてはなりません。
そうなった時。
企業に『残業代を出せ』なんて言えるレベルの仕事ができる人って、今、どれくらいいるんでしょうか?
『効率化』は否応なしに進んでいます
機械に仕事が奪われるのは、そう遠い未来の話でもありません。
私は以前、中小企業で購買事務をやっていました。
企業が”もの”を作る際の部品を仕入れる部署です。
細かい説明は省きますが、私がやっていた仕事は、以前、10数人でやっていた仕事だったのだそうです。
しかし、私が入った時には、3人で行う形になっていました。
そして、2年がたった時、気付けば私は、その仕事を1人でやらされていました。
……最初、10数人でやっていた仕事を、私は1人でやっていたんです。
ちなみに、私がその仕事に入る3,4年くらい前に10数人体勢だったというので、実質、6年程度で、10数人必要だった仕事が私1人に任される様になってしまっていたのです。
お分かりでしょうが、これは私が優秀であるとか、そういう話ではありません。
システムの導入。
つまり、まさに機械に仕事が奪われた結果なのです。
私の企業が請負で大企業に入っていたのですが、結果、契約の人員を何人も減らされてしまいました。
契約社員の人は、その段階でクビを切られた人もいた様です。
機械に仕事を奪われる。
これは未来の話ではなく、今、現在進行形で進んでいる現実なのです。
そんな状況で生活残業が当たり前なんて仕事のやり方をしていたら……恐ろしいと思いませんか?
残業しなくて良いならしない
残業なんて無理にしない、やりたくなくて当たり前、これが正常です。
何故なら、残業に頼った生活はもうすぐできなくなるからです。
それは、私達個人もそうですし、企業も、残業なんてしていらない日がきっと来ます。
そうなった時の為、残業が当たり前、なんて考え方は早く捨ててしまいましょう。
特に、生活残業で生計を立てている方。
家のローンを、残業代ありきで計算している方。
危険です。
できれば、今から副業などを覚えておいた方が良いかもしれません。
今まで残業させてもらえていた時間が空いて、その分収入が減ってしまいますので。
『残業したくないけど自分の仕事が遅いから』は勘違いかもしれない
残業したいわけじゃないけど、仕事ができないから残業しているんだ、という方。
あなたは、本当に仕事ができないのでしょうか?
無理な残業が続く原因の1つに、管理側の問題というものがあります。
要は、仕事の振り分け方が滅茶苦茶なんです。
上司もラクがしたいわけです。
で、仕事ができない奴に仕事をたくさん振ると、失敗されてしまったり、潰れてしまったりと、面倒なわけです。
……結果、仕事ができる人間に、仕事が集中します。
そうなってしまったら、むしろ仕事ができる人ほど残業が増えてしまうんですね。
ですので、もし人より残業が多くて悩んでいる場合は、他の人の仕事量と自分の仕事量を比べてみましょう。
そこでもし、自分の仕事量だけが多い様な場合は、転職をおすすめします。
折角の才能を、潰す事になりかねませんので。
仕事ができる人程、私は副業をおすすめしています。
というのも、ここまでお話した通り、その内残業なんてなくなってしまうからです。
あなたの貴重な時間と才能。
上司がラクをしたいという理由で使い捨てられてしまっては、勿体無いですからね(^^;)
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